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調査団への非協力姿勢、IAEAが「失望感」
(以下引用)
国際原子力機関(IAEA)は22日、イランの核兵器開発疑惑の解明に向けた高官級調査団が成果を上げられなかったとして、強い「失望感」を表明した。疑惑関連施設への立ち入りを拒否されたためで、3月初めの理事会ではイランの「非協力的な姿勢」が改めて焦点になる。
欧米が再開を検討しているイラン核協議の行方にも暗い影を落とすのは確実となった。
高官級調査団の現地派遣は1月末に次いで2回目。核兵器の製造に必要な原材料の調達や技術開発、実験に携わった疑いのある科学者への面談や関連文書の閲覧、疑惑施設への訪問を求めていた。
事情に詳しい外交筋によると、イラン側は疑惑解明に向けた「手続き論」に固執、原爆の起爆実験が行われた疑いのある軍事基地への訪問を拒否するなど「実質的な協力」を行わなかった。
今回の調査団訪問でイラン側の代表を務めたソルタニエIAEA大使は21日、「相互理解に向け徹底的に議論した」と表明。「今後も協議を続ける」との楽観的な見通しを示したが、IAEA報道官は「現段階で協議継続の合意はない」と毎日新聞に答えた。
来月5日開会のIAEA理事会に向け、天野之弥事務局長が理事国向けの報告書でイランの「協力不足」を改めて指摘するのは確実。欧米は昨年1月以来中断したままのイランとの核協議再開を検討する考えを示したが、IAEAの報告を受けて再び態度を硬化させる可能性もある。
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